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汚れには酸性とアルカリ性がある?

汚れには酸性とアルカリ性があるのをご存じでしょうか。
恥ずかしながら、今まで知らずに生きてきました。

掃除をするとなれば、目的別に●●用洗剤を買い、
気が付けば自宅には、様々な種類の洗剤がどっさり…
しかも、使いかけのものばかり…
なんてこと、私だけではありませんよね( ;∀;)??

 

酸性、アルカリ性の汚れがあるということを知っているだけで、
汚れの質や状態に合わせてより効果的にお掃除ができ、
洗剤の種類を減らすることができるかもしれません。

 

今回は汚れと洗剤の代表例をそれぞれまとめてみました。

〇酸性の汚れ には ●アルカリ性洗剤 を、
●アルカリ性の汚れ には 〇酸性洗剤 を使用することで、
中和させて汚れを落とすことができます。

 

表を見ると、基本的に1つの場所に、両方の汚れが混在していることがわかります。
例えばお風呂場は、湯垢皮脂などの酸性汚れと、石鹸かすなどのアルカリ性汚れが同居していますね。

 

中性洗剤は強力ではありませんが、界面活性剤の働きで酸性・アルカリ性、両方の汚れを落とします。
1つの洗剤で手軽にでき、普段のお掃除に向いていますね。
また何性の汚れかわからないときに、第一段階として使ってみてもいいかもしれません。

 

第二段階では、性質に合わせて酸性洗剤・アルカリ性洗剤を使用して、頑固な蓄積汚れを撃退しましょう。

一方で、これらの洗剤は強力なため、中性洗剤にはない注意点もあります。
酸性・アルカリ性の洗剤を混ぜたり、続けて使用したり、もちろん同時に使用してはいけません。
有毒な塩素ガスを発生させてしまい、大変危険だからです。
洗剤のラベルに『まぜるな 危険』と表示されているのをよく見ますね。

また、強力な洗剤を使うときは手袋をするなどの注意も必要です。

本日のコラムいかがでしたでしょうか。
酸性とアルカリ性洗剤を混ぜたり、同時に使ってはいけないことは知っていましたが、
続けて使うのも危ないことは知りませんでした(;’∀’)

 

汚れの性質を知れば、洗剤も共有できそうですね!

もちろん、使用上の注意事項をよくご確認のうえご使用ください。

 

もうすぐ6月。2023年も折り返しまで1ヵ月半を切りました。あっという間ですね。
本格的な梅雨に突入する前のこの過ごしやすい時期に、年末の大掃除ならぬ、折り返しの大掃除はいかがですか。
性質に合わせた洗剤の使い分け、私も自宅の掃除に生かしたいと思います(*‘ω‘ *)

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