SBSコラム
次亜塩素酸水とは何者?~その3① ウイルスの分類~
こんにちは(^-^)
この夏以降、コロナが増加傾向にありますね。(゚Д゚;)
また、冬のイメージが強いインフルエンザが、夏にも流行っていたり、
小さい子がかかりやすいRSウイルスも流行っています。(ノД`)・゜・。
我が子も、お盆前にRSウイルスにかかり、お盆休みはほぼ家の中で過ごしました(⊂´-□-`⊃)ε= o(+ω+,,) ゴホゴホ
さてさて、前回は、
酸性電解水(電解次亜塩素酸水)の、除菌・消臭力のメカニズムについて、お伝えしました。
今回は、次亜塩素酸水をあばけ第3弾です!ヾ(≧▽≦)ノ
次亜塩素酸水とウイルスの関係についてお伝えします。
まだまだ酸性電解水の魅力があるので、お伝えしていきますよ~!!٩( ・ω・)و
『除菌!消臭!とか簡単に言いますけど、どれほどのもんじゃい(; ・`д・´)』
と思っている方もいらっしゃることと思います。
私もどちらかといえば、疑ってかかるタイプです(^0_0^)
『おいっ!この電解水!!どのぐらい除菌消臭するのかい?しないのかい?どっちなんだいっ?!!ᕙ(˙꒳˙ )ᕗ 』
なかやまきんに君のギャグにも登場するかもしれません。(笑)
なかやまきんに君のギャグをお借りして盛り上げたところで、話を戻します。(笑)
特に水に関する製品は、何が入っているか見えないので、
きちんとしたものを見極めたいですよね。
冒頭で少し触れましたが、
コロナウイルスや、インフルエンザ、ノロウイルスなど、
現代には様々なウイルスがあります。
実は、ウイルスは、大きく2種類に分けることができるのをご存じですか?
ウイルスには、心臓部分となる 核(DNA または RNA) があり、
この核の周りに膜があります。
膜は、核を保護したり、感染先の細胞に付着する役割を担っているようです。
核の周りにある、たんぱく質でできた内膜をカプシド、
さらに脂質でできた外膜を、エンベロープと言います。
このエンベロープ(外膜)があるかないかで、ウイルスを判別したりもするそうですよ(; ・`д・´)
表にまとめてみました。
【エンベロープウイルス】エンベロープはほとんどが脂質でできているため、アルコール系消毒剤、界面活性剤で破壊し、ウイルスの不活性化をします。次亜塩素酸は、酸化作用により、ウイルスを不活性化します。
【ノンエンベロープウイルス】
次亜塩素酸は、カプシドを透過して、酸化作用等によりウイルスを不活性化させます。
次亜塩素酸といえば、そう!次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム溶液です(`・ω・´)
この2つは、全く異なるものですが、
どちらもノンエンベロープウイルスに効果的であることが知られています。
一方で、アルコール系消毒剤、界面活性剤は、ノンエンベロープウイルスに効きにくいのが特徴です。
(近年エタノールに別の成分を添加し、ノンエンベロープウイルスの不活性化を高めたエタノール系消毒液の市販もあるようです。)
石鹸自体にはノンエンベロープウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剝がれやすくする効果があります。
手洗いはウイルス予防に重要ということですね!!!(((ウイルス)))┣q(q’3`*%)ガード!!
いかがでしたでしょうか。
私は、エンベロープ(外膜)でウイルスが判別されることを初めて知りました(^0_0^)
しかも、たくさん壁を作っている方が、強いのかなと思いきや、
外の壁がない方がアルコール除菌剤が効かず厄介だなんて、ウイルスも見かけによらないのですね(; ・`д・´)(笑)
また長くなりそうなので、次に続きます(´ω`*)
今回参考にした資料
〇厚生労働省
ノロウイルスに関するQ&A (最終改訂 令和3年11月19日)
令和4年度院内感染対策講習会② (札幌医科大学付属病院 薬剤部 藤居賢)