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次亜塩素酸水とは何者?~その3② ウイルス除菌効果~

こんにちは(´ω`*)

皆さん、いかがお過ごしですか。

一気に季節が進んだような気がしますね( ´∀`)つ―●○◎-

 

さて前回は、ウイルスが2種類に大きく分かれることをお伝えしました。

外膜があるウイルスをエンベロープウイルス、ヽ((^o^))丿

外膜がないウイルスをノンエンベロープウイルスといいました。ヽ(^o^)丿

今回は、それぞれの種類のウイルスと酸性電解水(次亜塩素酸水)の効果についてお伝えします。

 

【エンベロープウイルスへの効果】

①新型コロナウイルス

2020年8月に日本電解水協会が、鳥取大学に委託した研究では、

有効濃度30ppm以上の酸性電解水について、1分間の処理で99.9%以上不活性化したことが確認されました。

>>>日本電解水協会 https://jewa.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/55551add0ecc8ac1206831132cb33200.pdf

 

本検証においてはウイルス液1に対して次亜塩素酸水19の比率で混合、反応させています。

ウイルス液自体が有機物であり、次亜塩素酸水の有効性を阻害する物質として作用します。

対象の次亜塩素酸水の塩素濃度が低くなると、ウイルスに作用する前に有機物に反応し有効性が低下することになります。

図2に示すとおり、実際に微酸性電解水(塩酸のみ)の30ppmで99.92%の不活化状態を確認したものが、

25ppmではわずか5ppmの差で効果が99.68%で約1/10に低下しています。

 

 

②インフルエンザウイルス

弊社取扱商品、守る水ESS-300は、

2013年に㈱食環境衛生研究所(農林水産省の適合評価を受けている機関)に依頼し、インフルエンザウイルスの効果確認試験を行っております。

ESS-300で生成した酸性電解水(有効濃度40ppm)10mlに対し、インフルエンザウイルス(H1N1)1mlを分注。

接種して5分後、ウイルス力価は検出下限値を下回り、99.9%不活性化することが確認されました。

 

 

【ノンエンベロープウイルスへの効果】

③ノロウイルス

弊社取扱商品のメーカー元では、ノロウイルスの代替ウイルスであるネコカリシウイルスに対する不活性化試験を行っています。

酸性電解水に、ネコカリシウイルスを添加し、常温で作用させ30分後のウイルス感染価を測定したところ、

検出しませんでした。

 

 

弊社取扱商品のメーカー元である㈱テックコーポレーションさんでは、

インフルエンザやノロウイルスの効果確認試験の他にも、

大腸菌や黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌など、様々な菌の効果確認試験をしております。

 

 

最後に、ウイルス対策と言えば、

手洗いは、手指に付着しているウイルスを減らす最も有効な方法です。

石けん自体には、ノンエンベロープウイルス(ノロウイルス等)を直接失活化させる効果はありませんが、

手の皮脂汚れを落とすことにより、ウイルスを手指からはがれやすくする効果があります。ᕙ( ˙꒳​˙ )ᕗパワー

これから冬にかけて、様々なウイルスや感染症が流行る時期ですが、

ウイルス対策と、除菌方法で、元気に乗り切りましょう!!!

 

 

ご不明な点や気になる点がございましたら、

お気軽に弊社までご連絡くださいませ。(^^♪

 

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