SBSコラム
電解水でおむつバケツに立ち向かえ②~酸性電解水編~
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電解水実践編
こんにちは。
前回のコラムの続きです。
おむつバケツに酸性電解水(次亜塩素酸水)を吹きかけたら、
臭くなくなりました。
前回のコラムはこちら>>>https://s-b-s.co.jp/column/430/
そこで、私は上司に相談してみました。
私(*’▽’) 「これを、目に見えるように数値で表せないでしょうか?!!」
上司(^0_0^) 「そうだね~、ガス検知管で、臭いのレベルを図ることができるかもしれない!!」
私(゚д゚)!「ガス検知管???」
ガス採取器(大きな注射器のようなもの)に、ガス検知管(注射器でいうと針の部分)をセットして、
有害ガスを吸い上げることで、値を簡単に測定することができます。
なんだか理科の実験みたいで、ワクワク(∩´∀`)∩
尿の臭いの正体は、尿素を分解してできた「アンモニア」です。
今回は、アンモニアの値を測ります。
【用意したもの】
●臭いおむつバケツ(ポリプロピレン製)
・・・汚れたおむつをバケツに入れて12時間放置した後、おむつは取りだす。
なるべくバケツ内の空気が逃げないように、手早く蓋をする。
●ガス検知管2本 ・・・北川式ガス検知管 アンモニア105SD
●ガス採水器
●酸性電解水(次亜塩素酸水) ・・・@除菌550で生成
ガス検知管を採水器にセットして、いざ実験開始!!
実験①:臭いバケツのアンモニアを測る。
ガス採水器のハンドルを引いて、吸引します。
アンモニアを検知すると、
ガス検知管の色が淡い紫から、黄色ぽく変わってきました!!!
1分ほどたったら、終了です。
結果①:
採集量50ml 4.1ppm
※ただし、試料採取必要量は100mlなので2倍して、結果は8.2ppm。
実験②:バケツに酸性電解水を5回吹きかけ、蓋をして5分待つ。その後アンモニアを測る。
1プッシュで、手のひらほどの量が出ました。
結果②:
採取量50ml 1ppm
※ただし、試料採取必要量は100mlなので2倍して、結果は2ppm。
おお~~(*’▽’)(*’▽’)
結果は8.2ppmから2ppm(※実際の値を2倍しています)に減少!!
やはり、数値で見ても、アンモニアが減っていることが分かりますね(*’▽’)
今回のコラム、いかがでしたでしょうか。
酸性電解水(次亜塩素酸水)を活用して、
介護空間特有のにおい問題の解決や
施設清掃などにもご支持いただいております。
気になる点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください(*’▽’)